【関西大学九州経済人倶楽部 第7回例会「講演会」】
- 福岡千里会 関西大学
- 4月17日
- 読了時間: 3分
2026/03/28(土)17:00~18:00 於:八仙閣 第7回例会を開催。
講師:白木 成光氏 (昭和52年商学研究科修士課程会計学専攻)
安藤造園土木㈱ 代表取締役社長 関西大学校友会 参与 当俱楽部 会長
演題「会社経営の難題挑戦・オーナー経営と次世代育成・無借金経営への道」

◆ 受講した感想 ◆
本講演は、一企業の経営の話にとどまらず、「学び」と「実践」、そして「人縁の大切さ」を改めて実感させられる内容でした。特定の要因によって現在の姿があるのではなく、長年の実務経験に裏打ちされた信念と日々の実践の積み重ねと出会いを大切にする不断の努力こそが、講師の現在を形づくっているのだと感じました。 特に印象的だったのは、過去は会社の借入金が売上高を大きく上回る厳しい状況(過度な有利子負債による金利負担)の中で《銀行のために働いているのではないか?》という問いをオーナーと共有したことをきっかけに「本業の適正利益を確保する施策の徹底」を行い、資金繰りに支障を来さないよう時間をかけて財務改革を目指し「短期借入のコロガシ縮減」「支払手形の発行中止」に踏み切り、目標を無借金経営へと転換された決断です。
苦しい資金繰りに耐えながら、土地活用や資産整理を積み重ね、様々な苦労を乗越え、念願の「本業借入ゼロ」を達成できた日に、先代の会長と共に感激を分かち合った思い出を語る姿に、受講された皆様も深い感銘を受け、「堅実な財務体質の改善努力」「経営者としての強い意思と優れた判断力」等多くの学びを得て頷く様子が伺えました。 人材育成においては、「社会人はお金をもらいながら学べる」「経験と実践がなければ身につかない」との言葉も印象的でした。学ぶだけでなく、実際にやってみて、時には失敗しながら成長していくことの大切さも改めて感じました。加えて「会社の年間利益は、税金・社員(給与、福利厚生)・社内留保に夫々3分の1を配分する基本方針は、企業の社会貢献・社員の働き甲斐・社業の継続性を重視した素晴らしい経営方針と思いました。 さらに、「良い種をまけば良い結果が返ってくる」「損をしても人を裏切ってはいけない」という言葉から、人との信頼関係を何よりも大切にする姿勢も強く印象に残りました。 また、母校と校友との繋がりについて「卒業してからの方が強い」と語られた通り、縁を大切にし、人のために尽くすことが巡り巡って自分に返ってくるという長年の実体験に裏打ちされた言葉には、大きな説得力がありました。 私自身も、無駄な経験は一つもなく、誰かのためになることや良い行いを積み重ねていくことで、いずれ自分に返ってくるという気持ちを大切に、日々を過ごしていきたいと感じました。
一つの会社で半世紀勤務され、18年の社長経験と仕事を通して体得された白木社長の示唆に富む講演を拝聴し、大企業では会得できない中小企業で「学び続け、実践し続けること」の重要性を改めて認識させられる心に滲みる有意義な講演に感謝申し上げます。
【 コメント:荒武 幸奈 記(H26政策創造学部卒)】



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